まめまる 日々の日記

日々のあれこれ。

素敵なイヤリング。

6月11日(日)

 

 

久しぶりに、

ちょっとおしゃれして演奏会へ行った。

何を着ていこうか迷ったりするのも醍醐味のひとつ。

 

今日の演奏会は、

ある楽器がメイン、ピアノが伴奏。

やっぱり自分が普段演奏している楽器をついつい見てしまうもので、

メインの楽器は演奏中もほぼ見ていなかった。

 

演奏会へ行くのもかなり久しぶり

しかも前から4列目と舞台に近かったので、

息使いとか表情とか、とてもよく見えた。

 

ももっと練習しよう

幅のある演奏ができるようになりたい

もっと音色に気をつけて弾いてみよう

 

などなど気付きもたくさんあったんだけれど、

一番思ったことがあった。

 

 

素敵なイヤリングを買おう。

 

 

プログラムの前半後半で

衣装替えをされていたのだけど、

ピアニストの方の耳にキラキラ光るそれが本当に美しくて…。

 

演奏者の端くれとして、

もちろんアクセサリーはいくつか持っている。

でも、

観ている聴衆を惹きつけるようなあの輝き。

もう少しで31歳になる今こそ、

今、そして未来の自分にとって必要なものだとすごく感じた。

 

そして、衣装と靴。

これも今日のピアニストの方にとてもよく似合っていて、

改めてその大切さを実感。

今年出演予定の演奏会では、

素敵なドレスを着て素敵な靴を履いて素敵なイヤリングを身につけて、

自信をもって臨みたい。

 

 

一生大切にできるようなものを、

今年は探そう。

31歳は自分に何か買おうと思っていて、

時計かな〜ずっと使えそうな日常用の靴かな〜…

色々考えていたけれど、

ピアノを演奏する時にいつも自信を持ちきれない自分の気持ちが盛り上がるようなものにしよう。

 

 

演奏会、行ってよかった。

行ってみると案外よかったと思えることが、

意外とたくさんあるんだなぁ。

 

 

そして、

銀座はどんどんパワーアップしていくからすごい。

丸の内仲通りを歩いたら、

風がとても気持ちよかった。

 

 

 

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お母さんのカレーと、私のカレー。

6月10日(土)

 

 

我が家のカレーと言えば、

母の作る手作りルーのカレー。

小麦粉とカレー粉を炒めて作ってくれてたなー。

お肉はカレー用の豚角切り肉。

 

元々化学調味料みたいなものを気にする母だったので、

それの延長かなと思っていた。

美味しかったけれど、

ちょっと物足りなさを感じたりすることもあった。

(贅沢!!)

 

でもそれ故、市販ルーのカレーに憧れた。

 

この間実家に帰省したら、

市販ルーを使ったカレーが出てきた。

昔食べた手作りルーカレーは、

子供たちに安全なものを食べさせたいという母の親心だった。

 

 

 

 

いつもはつい安いという理由で、

「こくまろカレー」のルーにお世話になる。

今回は

「ゴールデンカレー」というルーを買ってみた。

豚肉はこま肉。

じゃがいも人参はもっと大きくてよかったなー。

でもおいしい!!

 

今度帰省したら、

私も手作りルーカレーを作ってみようかな。

母の作ってくれた料理を思い出すと、

なーんだかしあわせな気分になる不思議。

 

 

 

 

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そして生活はつづくを読む。

6月9日(金)

 

 

ハードカバーが発売された2009年頃、

友人からプレゼントされた。

 

 

当時は、

星野源さんのバンドSAKEROCK

ソロアルバム「ばかのうた」がすきで毎日のように聴いていた。

「くせのうた」の中に出てくる

 

寂しいと叫ぶには 

   僕はあんまりにくだらない

 

この部分が、

聴く度になぜか、いつも心に引っかかっていた。

「老夫婦」 大好きだった。

 

 

 

 

 

私は、

あまのじゃくな方だと思う。

 

 

だから、

星野さんの露出がどんどん増えて

人気がうなぎ上りになっていくうちに、

自然と音楽からも離れていった。

 

 

(かといっても、その頃だって舞台に音楽に活躍されてブレイクされていたので、勝手なにわかファンの心理です。ごめんなさい。🙏)

 

 

 

 

本の整理をしていたら出てきた

「そして生活はつづく」。

スラスラと面白く、時に鼻の奥ツーンなのだけど、

読む度にすごくいいな〜と思う場面がある。

 

 

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「子育てはつづく」

彼のお母さんが登場する回。

自分のことをようこちゃんと名前で呼ばせたり、

子供が驚いたり笑っちゃうようなくだらないことを

沢山してくれたという、

読んでいるだけでニヤっとしてしまいそうな

すてきなお母さん。

 

 

その中のエピソード。

ある日、

「キャー!」という叫び声がお風呂から聞こえた。

お風呂場に行くと、

排水溝に吸い込まれそうになっているお母さんの姿!

 

このままではようこちゃんが吸い込まれて死んでしまう

 

そう思い、

狂ったように手を引っ張る、5歳の源少年。

 

 

という感じのお話で最後は助かるんだけれど、

その最後もなんだか絶妙なんです。

 

 

 

大人になった星野さんは、

子供の頃の様々な小芝居(と言うと失礼かな?)

その理由をお母さんに聞いた。

 

 

学校に行って帰ってくるたび

暗くなって行く息子の顔を見て、

無理に頑張れと言うのも嫌だし

せめて家の中だけは楽しくいてもらおうと思った

 

 

 

あぁ、、、。

ここを読むといつも、

なんとも言えないあったか〜い気持ちになる。

こんなお母さんになりたいなーと思う。

 

 

 

 

 

この本、

そういえば文庫も出たんですね!

バッグにしのばせてあると、

人生悪くもないなーと思って気持ちが楽になりそう。

 

 

 

 

本屋さんで見かけた、

星野さんの新しい本。

きっとおもしろいんだろな…。

あまのじゃくも、そろそろ卒業かなー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりのカフェ。

6月8日(木)

 

 

最近、

めっきりカフェに縁遠い生活をしている。

 

 

カフェで働いていた頃は

周りもカフェや美味しい食べ物好きな人が多く、

情報交換をしては

仕事帰りや休日よく行っていた。

 

 

今の仕事を始めてからは

行ってもスタバなどのチェーン店だったり、

とにかく休日は溜まった家事をしたいとか

とにかくゆっくり休みたいとか

お金も貯めなきゃなとか、

カフェでリラックスという時間に勝るものが多かった。

 

 

 

今週は久しぶりの連休がなんと!

二回あった。

 

 

仕事も私生活も

なんかモヤモヤするんだよな〜と感じていて、

自分が好きなこと

自分が興味のあること

そういうものを体験しようと決めていた。

 

 

そのひとつが、

滝平二郎の展示会。

そして、

久しぶりにカフェへ行ってみた。

 

 

以前から気になっていたそのカフェは

初めて下りる駅にあって、

でも最寄り駅から6駅で20分弱。

 

出不精になりつつある体には、

ちょうどいい塩梅の距離。

 

 

混んでいそうなランチタイムは避けて、

17時過ぎに到着。

 

 

「こんなところにカフェが…?」

という口コミをよく見ていたけれど、

内心

そんな意外なことはないでしょ〜と思っていた。

 

 

と思ったら、

本当に意外なところに現れたのでびっくり。

細い道に並んだ石をたどっていくと、

あらまあ、素敵な店構え。

 

 

先客は1組、

好きな席に座る。

 

カフェの座席選びって、いつも迷う。

今日も、

一番落ち着きそうな端の席は先客あり。

もうひとつの端の席は、

6人がけのテーブルなのでなんとなく気が引ける。

 

 

選んだ席に、

感じの良いスタッフさんが来てくれた。

 

 

キャロットケーキ

ホットのカフェオレ

 

 

待っている間は、

ボーッとしたりカーネギーの本を読んだり…。

 

 

流れている音楽も心地よくて、

あぁーカフェってそうだったー

家でコーヒー飲みながら読書もいいけど

ちょっと違うんだよねーこの感じー

と、

なんだかよみがえってきた感覚。

 

 

そんな気分を楽しみながら、

本を読んだりケーキを食べたり。

途中来たお客さんも1組で、

ゆったり心地良い時間を満喫。

 

 

ケーキもスパイスがしっかり効いた重めのもので、

かなり好みでした。

 

 

帰りはスコーンを手土産にして、

ちょっと満ちた気持ちになれた。

 

 

 

帰りの電車に揺られながら

現実に戻っていく感じがすごくしたけど、

カフェでとても良い時間が過ごせた

ということの裏返しなのかも。

 

 

いつもという訳にはいかないけれど、

今日みたいな時間は大切だなぁ。

 

 

 

また行こう!

 

 

 

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道は開ける D・カーネギーを読む。

6月7日(水)

 

 

今読んでいる本の中のひとつが、

 

「道は開ける」D・カーネギー

 

 

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自己啓発本は、

 

一時期(大学を出てしばらくした頃)よく読んでいた。

 

気になるところは書き留めたり

 

ふむふむなるほど〜と思っていたんだけれど、

 

ある程度読んだら飽きたのか

 

仕事でそれどころではなくなったのか

 

めっきり読む機会が減っていった。

 

 

とはいえ、

 

その頃書き留めたフレーズを読み返したりすると、

 

自分では当たり前にわかっているつもりでも

 

忘れていることがあったりして、

 

前向きな気持ちになれたりする。

 

 

カーネギーの本は勧められたのだけど、

 

1888年生まれの人の本だし

 

自己啓発本はもういいな〜という思いから

 

少し敬遠していた。

 

でも、

 

食わず嫌い?は良くないし

 

自分の興味があるもの以外も取り入れてみようと思い

 

読んでみたのでした。

 

 

半分ちょっと読んだところだけれど

 

今のところ一番付箋したくなったのは、

 

悩み事についての対処法。

 

 

 

第一問

私は何を悩んでいるか?

 

第二問

それに対して私は何ができるか?

 

第三問

私はどういうことを実行しようとしているか?

 

第四問

私はいつから実行しようとしているか?

 

 

 

仕事では悩むこともしょっちゅう。

 

生徒のこと

 

レッスンの方法のこと

 

親御さんのこと

 

色んなことを悩む割に

 

また次の考えごとが出てくるので、

 

頭の中が整理されていないというか

 

解決したものとしていないものまでもが

 

ごちゃ混ぜになっているような状態だと気付いた。

 

本にも書いてあったけれど、

 

第一問〜第四問を書き出すと良いとのこと。

 

たしかに、

 

書くとスッキリすることも多いので応用しよう!

 

 

それにしても、

 

自己啓発本をよく読んでいた頃と今では

 

ハッとなるフレーズなんかもずいぶん変わった。

 

昔は、

 

とにかく前向きになれる言葉を求めていた気がする。

 

今は、

 

なんだろう?

 

それだけじゃないのはたしかなんだけど…

 

 

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三鷹市美術ギャラリーへ。

6月6日(火)

 

 

色あせない風景

  滝平二郎の世界 展

 

 

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滝平二郎の画を初めて見たのは小学生の時。

国語の教科書に載っていた、

「モチモチの木」。

 

 

当時は、

夜のモチモチの木

豆太がおじいちゃんのために夜道を走る場面

それが印象的で、

少し怖かったような気がする。

 

 

家に滝平二郎の作品集があることを知ったけれど、

そこまで興味もなかった。

 

 

ただ、

当時朝日新聞を取っていたためか

新聞社からもらうカレンダーの挿し絵が彼の絵で、

トイレの壁に貼ってあったことから

なんだかその絵にどんどん親しみを覚えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

滝平二郎という人は、

元々木版画家で(徴兵により一時中断したものの復活)

手書きの挿絵・木版を経て、

きりえへと移行していったとのこと。

 

 

とにかく、

表情や自然描写の色彩が豊かで引き込まれる。

画の中には風が吹いていて、

花の香りを運んでくれそうで、

川の水面はゆらゆら揺れていて…。

 

 

木版の作品「冬の子供」

これを観た瞬間、

子供の後ろに吹いている風が見えるみたいだった。

 

 

彼のきりえ作品の中には、

長女・長男・次男

と思われる三人組がよく出てくるのだけど、

それぞれの表情が

「おねえちゃんてこうだよな〜」

「これ位の歳の男子ってそうそう、こんな感じ」

と、どれを観ても思う。

 

 

私は末っ子なので

特に次男と思しき男の子を観ていると、

「わかる〜」というものがたくさんある。

 

 

モチモチの木の原画も多くあったけれど、

歳をとったのかジーンと胸が熱くなってしまって、

画の前で涙目になってしまった。

 

 

主人公 豆太のかわいいこと。

おじいちゃんの優しい表情から、

豆太を本当に愛していることがヒシヒシ伝わる。

 

 

坂を駆け下りる場面なんて、

泣きながら必死に走る豆太を抱き締めたいような衝動に駆られた。

(ちょっとコワイ人みたいだけど)

 

 

豆太といえば、

会場内に等身大の豆太がところどころ現れる。

か、かわいい…。

一緒に写真を撮りたかったけれど、

ぐっとこらえました。

 

 

 

画の美しさはもちろん、

とにかく画の中の空気のにおいがする。

なんだか鼻の奥がツーンとなって、

すごくあたたかな気持ちになって、

三鷹まで来てよかった〜と心から思った帰り道でした。

 

 

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このポストカードは、入場券を購入する際にいただきました。うれしい。 

 

 

 

エレファントカシマシ 風と共に すごくいい。

6月5日(月)

 

 

昨日わくわくしながら眠ったせいか眠りが浅く、

1時に寝たのに5時に目が覚めた。

 

 

 

起きても良かったんだけれど、暑くも寒くもない気持ち良いお布団からはなかなか出られない。

 

 

 

ふと、

エレカシの「風と共に」が聴きたくなった。

NHKみんなのうたで6月から放送されているエレカシの新曲。

 

 

 

エレカシは以前から好きで、

今年の新春武道館ライブでもパワーをたくさんいただいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

残念なことに、家にはテレビがない。

放送が開始された月初、NHKのサイトでショートバージョンを聴いた。

 

 

「疾走感のある良い曲だな〜ミヤジの歌声は一体どこまで進化し続けるんだろう…!」

 

 

そんな気持ちからラジオでみんなのうたが流れる放送時間を調べたものの、そのままにしていた。

 

 

 

 

そんな流れからの今朝。

またショートバージョンを聴いた。

なんだかジーンときてしまって…布団の中で涙ジワリ。

 

 

 

 

メンバーの皆さんに当てはまるけれどやはり宮本さんに思うのは、

 

こんなにパワフルで前向きな50歳

 

そんな人が存在しているということにものすごく勇気をもらえる。

 

 

 

もちろん、ご本人の中では日々色々なことが起こっていてパワフル全開!という訳ではないのかもしれないけれど…

 

 

 

サビに向かうあの疾走感は、

ぐーーーーっと気持ちを持っていかれる。

なんというか、宮本さんの歌声を聴いたままの気持ちでいれば何でもできるような、歌詞にあるように私も、風によって相応しい場所に導いてもらえるようなそんな気持ちになれる。

あのやさしさと強さのある歌声の説得力、すごいなぁ…。

 

 

 

エレカシと同じ時代を生きていられるしあわせ。

小澤征爾さんの時にも同じことを書いたけれど、パワーをもって突き進んでいる人たちって

最高に最高にかっこいい!!

 

 

 

 

来月参戦予定のホールツアー、楽しみだー!

 

 

 

 

 

https://www.nhk.or.jp/minna/songs/MIN201706_01/