小澤征爾さんと、音楽について話をする。を読む。
6月3日(土)
なぜか昔から、
本を読んでいて終わりが近づいてくると途端に読み進めるのをやめたくなる。
今までのこのわくわく感や心地よい気持ちが終わってしまうような気持ちになり、惜しくなってしまう。
今日は久しぶりの土曜休み。
コーヒーを飲みながら読書なんて、ゆったりした休日って感じー
という自己満足から、そのままにしていた本に手をつけてみる。
「小澤征爾さんと、音楽について話をする」
村上春樹さんの本は「ノルウェイの森」など有名どころしか読んだことはないけれど、こんなに音楽への造詣が深いとは…!
ひとつのことに深く知識を持っている
そういう人にすごく憧れる。
自分もそうありたいと思いながら、現実は…
うーん。
本の内容は、
様々な時代のコンチェルトや小澤さんが指揮したコンチェルトを聴き比べたりしながらそれについて語ったり、音楽についての想いを語っていたり。
改めて、
小澤征爾さんという人はとてもチャーミングで、音楽に愛されている、すてきな人だと思った。
もちろん、
ご本人の努力は並々ならぬものがあると思うけれど、それと同時に、人を惹きつける何かを持っていて、それが自然なままお人柄になっているような気がした。
音楽に対する想い
後進への指導
なるほど〜すごいな〜と、
勉強になることがたくさんあった。
すばらしい人と同じ時代を、
同じ日本人として生きていられることがうれしい。