人のため、は自分のため…?
6月28日(水)
自分にできることには限りがある。
人のためと思ったことも、実は自分のためだったということもあり得る。
自分を否定する意味ではなくて。
この二年くらいはとにかく、家族が少しでもうれしい気持ち・楽しい気持ちになってくれたらと思っていた。
この先何が起こるかはわからないにしろ、あんなに悲しいことはもう起こらないんじゃないかと思っている。というか起きてほしくない。
家族みんながそれぞれに、辛くて悲しくてどうしようもない気持ちを抱えていて、でも時が止まるわけではないからまたそれぞれに日常を過ごしている。
父、母、兄、姉、私の5人家族。
私は末っ子。
どれかといえばムードメーカー的な存在。
気負ったつもりは全くないし、そんなのお兄ちゃんが喜ぶはずもないんだけど、でもやっぱりみんなが辛い気持ちだけでいるのはやだなと思った。
今、落ち着いて考えてみれば、私より長く生きてるみんなだから、それぞれに事実と向き合ってそれぞれ前に進んでいく力を持っているんだけど。
でも明らかにお父さんの背中は小さくなっていったし、息子がいなくなったお母さんの喪失感は想像もできない。
だから、小さくても2人が喜んでくれること、お姉ちゃんが喜んでくれること、お義姉さんが喜んでくれること、そんなことを考えていた。
今思えば、それを考えたり実行したりすることが、私にとって癒される方法だったのかもしれない。
お兄ちゃんに対しては感謝の気持ちとごめんねの気持ちが強い。
うーん。
自己満足とは思いたくないけど、自分のためにもやっているという考え方が出てきて少しスッキリした。
みんな、私が思っているほど弱いわけないし、逆に心配させちゃうこともあるかもしれないし、自分の道もしっかり見よう。
今日職場の人(小学生の女の子2人のママ) が言っていた。
親は、我が子が幸せならどんなに離れていたとしてもそれが一番嬉しいんだよ
この言葉は本当に、なんだか、心にぐーっときたなぁ。